日曜日に、友人の結婚式の2次会があるため、靴磨きをしてみた。
靴全体を磨くのではなく、つま先と踵のみを鏡面に近い仕上げをする手入れ方がある。元は軍隊から来た伝統だそうで、「靴を綺麗に、美しく」という身だしなみの一つにあったそうだ。この方法、色々やり方は紹介されているが素人だと1時間以上かかってしまうそうで、自分も完璧な効果を得れる前に今日はやめておいた。(諦めた)でないと、はまって何時間でもやってしまいそうなので!
ちなみに、「紳士のお洒落」として知っている数寄者は、実践している技であり、シンプルなチャーチズなどのオックスフォード・シューズ(ストレート・チップ)のつま先が鏡のように光っていると、そのこだわりの深さが一瞬にして伝わってくる。好きな音楽を聴きながら、ゆったりとソファーでくつろぎながら靴を磨く、そこに至福を感じる人種たちの話だ。
今年のROCKERS REUNIONで、あるTEDDY BOYがこの鏡面磨きをしているのを見て感動したものだ。クリーパーを履く者も多いが、トラディショナル・イングリッシュ・シューズを履いている者も多い。ジョン・ロブとまではいかなくても、チャーチズやクリケット&ジョーンズあたりは抑えておきたいところ。
TEDDY BOYとは不良の紳士道である。と、自分は解釈する。